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「アイバンク」へのご協力のお願い−目の不自由な方のために、愛の光を−

text by

小泉龍司

2008.03.09

 本庄市の春山眼科の春山茂之先生は、地元本庄児玉郡市のみならず、広く地域の患者さんに、慕われる眼科医でいらっしゃいます。私も長年親しく御指導をいただいております。
 その春山先生が一番苦労されていらっしゃるのが、アイバンク活動であり角膜提供者が一向に増えない事です。角膜移植を施す事により、角膜の混濁だけで失明状態にある方、角膜の疾患に苦しむ患者さんを救う事が出来るのです。
 しかし、まだまだ角膜を提供してくださる方は少なく、現在日本全国で角膜移植が必要な数万人の患者さんに対して、年間約2千件の角膜移植手術が行われるにとどまっています。角膜の寿命は約200年、角膜技術の進歩によりほぼ90%以上が透明化出来る様になっています。一人の提供者により二人の患者さんを救う事が出来ます。しかしどんなに手術を待ち望んでいる患者さんがいても、またどんなに技術の優秀なドクターがいても、提供者がいなければ全く進まないのが角膜移植(臓器移植)なのです。
 こうした状況の下で、残念ながら我が埼玉県は、都道府県の中で、提供者が大変少ない県であるとのこと。
 ぜひ、皆様方におかれましては、この機会に「アイバンク」のことを知っていただき、自分のこと、ご家族のことに置き換えて考えていただき、何とぞ「アイバンク」へのご協力(登録)をご検討下されば、誠に幸いでございます。
 「アイバンク協会」が製作したビデオには、小山市ライオンズクラブの活動、地域の方々に「アイバンク」への協力を深く静かに広げていった姿が描かれています。ぜひご覧ください。心に問いかけてくるものがあります。
 「アイバンク協会」の資料を以下に掲載させていただきます。

アイバンクは、目の不自由な人に光を提供します

パンフレット

 失明という悲しい出来事にあわれている方々は全国に31万600人、そのうち4万8千人(平成8年)の方が角膜移植を待っています。また同様に角膜の病気を患っていらっしゃる多くの方々も医学の進歩により角膜移植により救われるようになりました。
 角膜移植は、没後あまり経たないうちに角膜を取り出し特殊な保存をし、拒絶反応を無くしてから行われます。成功率は90%以上ですが、今後、技術と治療薬の進歩によりさらに向上することが期待されています。移植に使われる角膜は透明でさえあれば、近視や乱視、あるいは“そこひ”のある目でも支障ありません。
 現在アイバンクに登録されている方は137万6千人(平成18年6月)。ただし、お亡くなりになったとき、ご家族からのご連絡がないとせっかくのご本人の善意の心が生きないことになります。角膜提供は平素よりご家族で充分お話しを尽くしていただきたいと思います。現在、埼玉県では角膜手術を希望される方が、180余名、一日千秋の思いでそのときをお待ちです。(財団法人埼玉県腎・アイバンク協会パンフレットより引用・抜粋要約)

献眼登録のお願い

【献眼登録の方法】
 この運動にご協力いただき登録をしようとなさる方は、アイバンクに申し込みをしてください。登録終了後、ご本人あてに登録カードをお届けいたします。

【角膜提供の方法】
 登録者が万一のご不幸の時、ご遺族から登録先のアイバンクにご連絡をいただきますと、早速、医師が参上します。また、ご提供いただきましたご遺体には義眼をお入れしますので、顔の形が変わる等のご心配はございません。ご提供いただきました角膜は、移植を待っておられる病院に緊急斡旋され、二人の目に光が戻ります。

アイバンクにご援助を

 アイバンクには視力障害者福祉という社会使命がありますが、この事業推進のためには多額の費用を必要とします。一人でも多くの方が賛助会員に加入していただき、アイバンクの使命を進めてまいりたいと考えています。どうぞ温かいご支援をお願いいたします。

問い合わせ先

財団法人 埼玉県腎・アイバンク協会
〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町3-5-1 県民健康センター3F
TEL.048-832-3300 FAX.048-832-3309