文字サイズ: 小 中 大

「みんなで森をつくる集い 第61回埼玉県植樹祭」に参加しました(5月16日)

text by

小泉龍司

2010.05.19

 本庄市本庄総合公園で行われた植樹祭にお招き頂き、参加しました。
 日本人は古来、万物に神が宿ると考えてきました。神とは自然の恵みのことです。そして、お祭りは神に感謝するためにあり、従って自然の恵みに感謝するのがお祭りです。
 日本人は、農耕民族として古くからこうした感性を持ち、自然に生かされていることを知り、自然の恵みに感謝してきました。これに対して西欧文明は、自然を支配、征服する対象として捉えてきました。
 しかし、誠に残念なことに、現在、環境政策の先進国はヨーロッパ諸国です。主な国には環境税があり、国民はこれを受け入れています。日本の環境政策は、まだそういった領域には到達していません。 
 ただし、西欧文明にも限界があります。彼らが自然を大切にするのは、その自然が「持続可能」ではなくなってきている、という理由に基づくものであり、これに対し日本人の心の奥底には、自然環境が持続可能であるかどうかにかかわらず、自然の中で自然と共に生きようという感性と価値観があります。だからこそ、我々はその価値観を大切にしていかなければならないと思います。
 植樹祭に参加させて頂いて、私の心に浮かんだ思いを書かせて頂きました。