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障害者の方のケアホーム増設に向けて(12月1日・秩父市)

text by

小泉龍司

2010.12.05

 普段、市町村から様々な要望・陳情を受けることが多い立場ですが、この日は夜祭を控えた秩父市・秩父市役所を訪れ、「秩父手をつなぐ育成会」の父兄の皆さんと、福祉施設「さやかグループ」を運営する皆さんと共に「特別支援学校卒業生のための施設、働く場所の拡大」について、久喜邦康市長に現状を訴え、要望を伝えて参りました。
 この秩父では毎年、特別支援学校卒業生のおよそ半数の方が民間企業に就職し、もう半数の方が福祉施設で働くという割合ですが、最近の景気低迷で民間企業への就職が困難になり、また、障害を持った方々も例外なく企業の人員整理の対象になってしまうため、せっかく企業に就職していても、再び福祉施設に戻らざるを得ない方々も近年増加しています。
 こうした皆さんが集団で生活するケアホームが市内に12箇所ありますが、その拡充が必要とされており、新たなケアホーム設置を予定している地域では、地元町会や周辺住民の方々の理解を得なければならない状況にあります。
 今回の会談によってこの現状を久喜市長にもご理解頂き、これらの施設の拡充と、ケアホーム設置のための各地域・町会のご理解を得るため、市としても協力していきたいという前向きな回答を頂くことができました。また、地元の市議会議員の皆さんにもご理解頂けるように現地視察をして頂きたいとの声もありましたので、議員の皆さんにもご協力を頂けるよう、私からもお願いして参ります。
 この様な福祉施設の問題は秩父市に限ったことではありません。今の景気低迷の中では経済問題ばかりが注目されがちですが、経済問題は福祉にも大きな影響を与えます。
 今後もこうした福祉の現場の本当の声に耳を傾け、注意深く福祉問題の状況を把握し「日本型の共に生きる社会」実現のために行動して参ります。

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