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深谷・日本赤十字病院の救急部への医師派遣を実現しました

text by

小泉龍司

2011.01.04

1.深谷日赤病院では昨年の3月以降、従来2人いた救急部の医師が1人になり、救急体制の立て直しが急務となっていました。
 また深谷市では、救急車が患者を搬送して入院できる2次救急の輸番病院が、日赤病院と佐々木病院の2つの医療機関のみになってしまいました。その結果、この両病院への救急患者の搬送が同時刻に重なってしまう場合には、深谷域外の病院まで搬送せざるを得ないケースも増えてきています(秩父の皆野病院まで搬送されることも少なくありません)。
 さらに、救急車の救急隊が搬送先病院を探しても、受け入れ可能な病院がなかなか見つからず、救急車が患者さんの居宅から1時間以上も出発できない、といったケースも発生しています。
 深谷日赤も佐々木病院も懸命に救急医療に取り組んで下さっていますが、過重な負担がかかってしまっていることを何としても解消しなければなりません。
 こうした状況の下で、深谷日赤病院の諏訪医院長と山下先生、佐々木病院の佐々木院長、小島市長、そして私の5人で、昨年夏以降、埼玉医大から日赤病院への救急医療の医師の派遣を強力にお願いしてきました。
 特に埼玉医大の丸木院長先生とは、丸木先生が埼玉県議会議員を勤めていらっしゃる関係で、私が昔から面識を頂いていたご縁を頼って、昨年の夏、川越で約2時間、先生と二人だけでお会いする機会を作って頂き、じっくりと深谷近隣の医療現場の実情と要望を聞いて頂きました。
 その中で、「埼玉医大も医師不足に苦しんでいるが、なんとかして工夫の余地がないか検討してみましょう」とのありがたいお言葉を頂き、以降、昨年秋にかけて検討を行って下さいました。

2.その結果、当面の措置として昨年の12月1日より、埼玉医大から週3日、救急医療の医師を派遣して頂くことになりました。
 派遣される医師は、埼玉医大・総合医療センター・高度救急救命センター及び国際医療センター・救急救命センターに在籍する15名の専門医の中から派遣されます。 

3.年末12月27日に、関係者の皆さんとともに、埼玉医大・丸木先生のところへ御礼のご挨拶に行って参りました。そこでも約1時間半、今後の医療の立て直しについてご指導を頂き、また議論をさせて頂きました。
 今後、埼玉医大とのご縁を大切に育んでいきたいと考えています。
 まずはこの度の深谷日赤病院への救急医師の増強について、関係者の皆様のご努力と、埼玉医大関係者、なかんずく丸木院長先生に心より厚く御礼申し上げる次第です。

埼玉医大