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東北関東大震災から一週間-様々なご要望、問い合わせが寄せられています-

text by

小泉龍司

2011.03.18

 東北関東大震災から一週間が経ちました。被災者そして被災地の苦しみは、またまだ続いています。
 皆さんそれぞれの立場で、この危機を乗り越えるために頑張って頂いていることと思います。
 さて、私のところにも、様々なご要望や問い合わせが続いています。

(1)計画停電について計画停電は埼玉県北の地元でも、多くの方々にご迷惑をおかけしておりますが、震災で失われた発電能力のうち、今4割は復旧の見通しが立ってきていますので、今しばらくご不便をおかけ致しますが、どうかご協力下さいますよう、お願い致します。
 なお、停電中の交差点には、自発的に地元の方々が出て、交通整理が行われているところも少なくないようです。
 計画停電の円滑な実施については、医療関係者の方々から、下記(4)③の大切なご要望を頂き、直ちに政府の対策本部に申し入れを行いました。

(2)ガソリン・灯油の供給体制について
 被災地はもとより、関東のガソリン・灯油不足も深刻です。政府は西日本の製油所の稼動率を85%から95%に引き上げるとともに、タンクローリー車300台を西日本から東日本に動かし、早急な対応を図っています。ただ、被災地への輸送を優先することが必須であるため、申し訳ありませんが、関東の品薄解消には今しばらく猶予を頂きたく思います(経済産業副大臣に、埼玉県北の状況はよく伝えました)。

(3)被災者の受け入れについて
 被災地から地元の親戚を頼って、既にかなり被災者の方が埼玉県北に来られ、自治体への支援要請が寄せられています。
 秩父市では昨日、「秩父市で被災者300人を受け入れる。閉鎖予定だった市営住宅、ミューズパークコテージ、吉田元気村を住居として無償提供する」旨が決定され公表されました。
 この他多くの地元自治体で、市町営住宅や公共施設への受け入れの準備が始まっています。下記のある首町さんからのご要望にもありますが、国がしっかりリードし、財政支援の仕組みをいち早く整えることにより、被災者の受け入れを早急に進める必要があります。
 私もその仕組みを実現するために、政府対策本部に強く働きかけています。

(4)以上の点を含めて、下記のような要望が寄せられました。
 すべて、政府の対策本部に検討と対処方を申し入れました。

 ①全国自治体(特に被災地に隣接する関東の自治体)に対し、国が被災者の受け入れを指示してもらいたい。また、併せて財政援助もお願いしたい。
 緊急の特別立法の中で措置して頂きたい。
 ②政府の対策本部に、野党の党首を入れて、挙国一致の救援体制を整えてもらいたい。
 多くの国民が評価する。
 ③計画停電の下にある病院(特に二次救急輪番病院)へは、異なる停電グループ系統からの送電を組み合わせることができないか(新たに送電線を敷設する)。
 そうすれば、医療行為の中断が起こらずに済む。
 ④都内23区も計画停電に協力するべきである。
 少なくとも、首都高速はじめ関東近県の高速道路の夜間照明は不要。
 ドイツのアウトバーン等では元々照明がないことに鑑み、照明制限を行うべきである。
 ⑤(前の稿でも記したが)今後は食料生産の維持が非常に重要であり、農業用電力については、計画停電の枠外にするべきである。