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仙台出張の一日―その1―

text by

小泉龍司

2011.06.17

 緑の長城計画及び被災地の高齢者を支援するプロジェクトの説明とお願いに、先日仙台市に日帰り出張しました。

(1)徳山・国土交通省・東北地方整備局長
 震災から数週間は局長室に寝袋で泊まり込み、私が訪れた日も部屋に寝袋が準備してありました。道路網については三陸沿岸部を含め、ほぼ全線開通しているとのことでしたが、三陸海岸沿いのJRについては、復興のグランドデザインができていないため駅の位置が決められず、復興の目処は全く立っていないとのことでした。
 現在第二次補正予算に向けての要求項目を整理しているが、すべてまだ復興ではなく、仮設の橋をかけ直したり、秋の台風シーズンまでに海岸の防潮堤を土嚢の積み上げという簡便法で最低限2、3mまで積み上げる、といった項目が主な内容になるとのことでした。
 あくまでまだ復旧の段階であり、復興への道のりは未だ道遠しの感を強く持ちました。

(2)村井嘉浩・宮城県知事
 緑の長城計画を一緒に進めている宮脇昭先生の盟友である、イオングループの岡田卓也名誉会長とともに、緑の長城計画の説明とお願いに伺いました。
 村井知事は植樹に大変理解があり、長城計画を進めることについても基本的な賛同を得ることができました。
 ただし、宮城県では県内に発生した23年分のガレキを3年間で焼却処分するための仮設プラントの設置を計画しているとのことであり、ガレキを土に埋める長城計画とスケジューリングが一致するかどうかという問題提起がありました。
 私からは、仙台の平野部海岸沿いに連なる農水省・林野庁所管の保安林について、宮脇方式での植樹帯を作っていくことについて、宮城県は了承して頂けるかと問い、知事からは了承する旨の発言を頂きました。
 最終的には宮城県においても本構想を検討します、との約束も頂きました。

(3)東北大学大学院・医学系研究科・神経内科の青木正志教授にもお目にかかりました。
 そのいきさつについては、稿を改めてご報告致します。

東北地方整備局長と

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宮城県庁にて

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