文字サイズ: 小 中 大

秩父歌舞伎・正和会の 定期公演(第30回記念)

text by

小泉龍司

2012.05.22

 秩父歌舞伎は、江戸時代に遡ること200年以上の歴史をもつ、秩父を代表する伝統芸能です。この秩父歌舞伎を承継するために、「正和会」が昭和22年に結成され、今日まで活発な活動を行い、秩父歌舞伎を支え担って下さっています。(稽古は毎週行われているそうです。)
 今回の定期公演は、秩父道の駅にはじめてかけ小屋を作り、江戸時代の芝居小屋の雰囲気をそのまま再現し、賑やかに開演されました。秩父歌舞伎以外にも、5つの秩父伝統芸能が上演されました。
 多くの観光客の目にも止まり、私が伺った19日の午前中だけでも、1000人を越す来場者があったそうです。
 私も秩父歌舞伎に、昨年度と一昨年度合わせて、約1000万円の保存助成金を文化庁から確保しましたが、保存承継のために一番重要なことは、秩父歌舞伎を鑑賞し楽しんで下さる観客の皆様の存在です。
 そういう意味で今回の「かけ小屋」には、大きな意味があったと思います。
 この公演を続けていけるよう、関係者の皆様方とともに、私も全力で取り組みます。