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「森の防潮堤」づくりのため千葉県旭市「飯岡海岸」を現地調査

text by

小泉龍司

2013.11.25

1.私は、東日本大震災直後から「植樹の神様」と呼ばれる宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授)とともに「いのちを守る森の防潮堤」の実現に努力して参りました。

2.東日本大震災により、千葉県旭市では住宅336世帯が全壊した他、半壊や一部損壊を含めると合計3,768世帯と、市内全世帯の約15%が被害を受けました。また人的被害では13名の尊い命が失われ、今なお2名の方が行方不明となっています。
 この飯岡海岸に「いのちを守る森の防潮堤」を築くため、この度、宮脇昭先生のご指導の下で、自民党の国土強靭化総合調査会の二階俊博会長他、私を含め5名のメンバーで現地調査を行いました。その後、地元の明智・旭市市長、宇野・大松両県議会議員、国土交通省及び千葉県の幹部の方々と、じっくりと森の防潮堤の実現に向け意見交換を行い、その中で旭市長さんから、ぜひ飯岡海岸に「いのちを守る森の防潮堤」を実現してもらいたいとの要望がありました。

3.国土交通省は来年度予算で、国及び県が「森の防潮堤」を整備するために必要な事業費の概算要求を行っており、二階会長からは、旭市長の要請を踏まえて国土強靭化総合調査会で全力を挙げて取り組む、との決意表明が行われました。

 なお、国土交通省は、沿岸域で、防潮堤だけでなく、防災林や防災公園等を含めた「緑の海岸保全計画(仮称)」を作ることも検討しています。
 現在開かれている臨時国会では、「森の防潮堤に関する規定」を盛り込んだ、国土強靭化に関する基本法も成立する見通しです。
 今後とも引き続き、宮脇先生とともに構想の実現に向けて全力で努力して参ります。

『緑の防潮堤』飯岡海岸・資料(PDF)