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秩父山間部の孤立集落の救出に自衛隊出動へ――雪害被害の救済処置にも全力で動いています――

text by

小泉龍司

2014.02.17

1、2月14日以降の大雪は、県北各地で観測史上最大の積雪量を記録し(秩父市98.0cm、本庄市65cm、熊谷市62.0cmなど)、記録的な大雪となりました。
 県北全域の各地で道路が遮断され、農家のビニールハウスなど、さまざまな建物・構築物の倒壊の被害が広がっています。
 このうち、秩父地域の山間部の複数の集落において、道路の遮断が続き、集落全体が孤立化するという状況が生じています。
 各地域の自治体、消防、警察などが連携し、早急な救出に向けて作業が進められていますが、想像を超える積雪量のため、未だ救出に至らない集落も複数残されています。
 このため各自治体は埼玉県に対し、孤立集落の救出のための自衛隊の出動を要請し、私からも強く要請を行って参りました。
これに基づき、埼玉県と自衛隊の間で協議が続けられてきましたが、本日夕刻18時30分、警察や消防による作業のみでは救出が困難と判断される集落については、自衛隊が出動することが決定しました。(具体的な個所については、今後さらに自衛隊と県の間で詰めていきます。)
 自衛隊の力を最大限に活用し、一刻も早い救出が実現するよう、今後とも状況の把握に努め、さらに働きかけて参ります。
 なお、国道140号の道路上、トンネル内などの車の中に閉じ込められていた40~50人の方々については、県警等によりすでに救出が完了しています。

2、また、同時に国と埼玉県は、災害救助法の適用を行うことを決定しました(注)。
 
3、さらに、広範囲に大きな被害をもたらした農家のビニールハウス等の建物・構築物の倒壊被害についても、「激甚災害の指定」も含め、国の救援措置を強く要請しています。各自治体と連絡をとりながら、具体的に動いています。(改めてご報告させて頂きます。)

(注)災害救助法が適用されると、都道府県が災害救助の前面に立ち、市町村がこれを補助し、国がこれらをバックアップする体制が整えられます。

(三峰神社周辺の状況)