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実践型地域雇用創造事業(厚生労働省)について――秩父市の申請が採択されました――

text by

小泉龍司

2014.05.19

1.地域の雇用情勢は、産業構造や地理的要因といった特性により異なります。効果的な雇用創出を図るためには、地域が創意工夫し、特性を踏まえて考えた対策を事業化することが必要です。
 このため、「実践型地域雇用創造事業」が地域雇用開発促進法(昭和62年)によって定められ、地域の実情に応じた創意工夫に基づく雇用創造の取組をより効果的に推進することを企図し、時代に合わせて形を変えながら実施されてきました。
 具体的には、地方自治体の産業振興施策や国の地域再生関連施策などとの連携の下に、地域の『協議会』が提案した雇用対策事業構想の中から、コンテスト方式で“雇用創造効果が高い”と認められるものや“波及的に雇用機会を増やす効果が見込まれる地域の産業及び経済の活性化等に資する”と認められるものを選び、『協議会』に対しその事業の実施を委託するものです。

2.5月16日、厚生労働省「平成26年度 実践型地域雇用創造事業」第1次採択におきまして、秩父市の「歴史と文化を実感し、おもてなしの輪を紡ぐまち ちちぶ ~地域資源を活かした秩父独自の雇用創造プロジェクト~」が選ばれました。
 主な内容は、

  • 新規ビジネスプラン作りや経営戦略の立て方等のセミナー
  • 地域ブランドの確立に向け、魅力的な商品・店舗づくりのノウハウを習得するセミナー
  • 観光プログラムの商品企画等について実践的な営業企画力を習得するセミナー
  • IT技術を習得し、ソーシャルメディアを活用した情報発信力向上を目指すセミナー
  • 地域求職者への各種セミナー等の情報提供及び合同就職面接会の実施
  • かぼす等の特産品や伝統工芸品である秩父銘仙を使用した「秩父ブランド新商品開発事業」
  • 秩父地域の観光資源をつなげた旅行商品を開発する「“地域旅”開発事業」

などであり、このプロジェクトによって209人(平成28年度までの累計)の雇用を創出する見込みです。

3.私も、地域経済の活性化のため、本件について厚生労働省に対し、要望活動をしてまいりましたが、「採択」という結果となり大変喜ばしい限りです。