文字サイズ: 小 中 大

遠隔医療について厚生労働省に要請

text by

小泉龍司

2015.04.21

 この度、「一般社団法人・埼玉県障害難病団体協議会」、「中枢性尿崩症(CDI)の会」、および「遠隔医療をとことん考える会」の3団体を代表する形で、大木里美さん(本庄市)から厚生労働省に遠隔医療に関する要望を行いました。

 インターネットや携帯電話などの発達により、遠くの医師がテレビ電話で診察をしたり、遠くの病院のカルテを近くの医療機関からコンピュータで見たり、家庭での体調のデータを常に医師や看護師が捉え、患者さんが生活上の指導を受けることも可能になってきました。このようなICT技術の発達による新しいスタイルの医療が「遠隔医療」です。

 遠隔医療が必要となる患者さんのケースとしては、
①僻地や離島で医療機関がない地域に住んでいる患者さんの場合、
②高齢や重い病気、難病などで診療できる専門医が近くにいないため、通院もままならない患者さんの場合
の二つのタイプがあると考えられます。
 いずれの場合も、遠隔医療によって患者さんの負担を軽減し、QOL(生活の質)の向上を図ることが可能になります。

 今回の要請は、難病の患者さんが身近な病院で、遠隔地の専門医の指導を受けつつ、診療を受けられるしくみを整えてほしいという点に重きを置いてお願いをしました。

 厚労省側からは、「現在、(有識者で組織され)難病支援策を議論している『難病対策委員会』において、この点も検討の対象としたい」との回答を得ました。