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来年度予算案が衆議院で可決

text by

小泉龍司

2017.02.27

 来年度予算案が、本日27日夕方の衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送付されました。参議院に送付後、参議院が30日以内に議決しない場合は自然成立するため、予算案は年度内に成立することとなりました。

 私は、保育士や介護職員の給与の引き上げの必要性について、従来から繰り返し述べてきましたが、今回の予算案の中に、これらの処遇改善措置がしっかり盛り込まれました。

(イ)具体的には、約540億円の予算を確保して、民間の認可保育所で働く、経験7年以上の中堅保育士約10万人を対象に、月額4万円が加算されます。
(ロ)また、経験年数3年以上7年未満の若手にも「職務分野別リーダー」職を新設し、研修修了を要件に月額5000円が加算されます。
 
これまでも保育所には役職が少なく給与が上がりにくい構造があり、保育士の離職の大きな原因になっていましたが、給与水準を引き上げることにより離職を抑え、2万3000人超に上る待機児童の解消を目指します。

(ハ)また、介護職員についても、経験や資格に応じた昇級の仕組みを作った事業者に対し、月額1万円が加算され、7割の事業所が対象となります。障害福祉に関わる人材も同様の仕組みで処遇改善が行われます。