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本庄市に…本当は教えたくないけど…私の隠れ家があります。ジャズ喫茶「竜胆(りんどう)」

text by

小泉龍司

2007.04.25

ジャズ喫茶「竜胆(りんどう)」。店主の名前は小林龍之介さん。お互いに「龍ちゃん」と呼び合う、私の兄貴分です。
武士(もののふ)を思わせるりりしい顔立ちだけど、どんな人でも一度会ったらまた会いたくなる、愛嬌というか温かい光線を放つ人です。
「竜胆」のオープンは、1977年2月――今年で30周年。
ここを訪れる仲間達の30年分のストーリーが溶け込んだお店の空気を吸うと、今日はそこにいない仲間達にも会っているような、不思議な心地よさと安心感に包まれます。
埼玉県北随一のジャズ喫茶であり、全国各地からジャズファンもやってきます。
龍之介氏は、「本庄ジャズクラブ」を主宰し、この30年間定期的にジャズコンサートを開催し続け、今や多くの本庄市民をジャズの虜としました。私もその一人。

前へ前へと走り続けるだけでなく、自分の人生もこの店のように、ゆったりと懐深く、味わい深いものでありたい…。
「竜胆」のドアを開けると、時間と空間の次元転換が起こり、別の、いや真の自分の姿を映し出す世界への、そこは入り口。
そんな入り口を見つけました。

『竜胆』本庄市前原1-6-7(TEL 0495-21-8783)