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「タクシー規制の撤廃がもたらしたもの」に感銘を受けました。

text by

埼玉県北タクシー運転手 Tさん

2007.08.31

 私は、小泉龍司さんの地元・埼玉県北でタクシーの運転手をしています。
 小泉龍司さんのホームページ掲載「タクシー規制の撤廃がもたらしたもの」(りゅうじが考えるー2007年8月2日)に、深く感銘しております。現在のタクシー運転手が抱える問題そのものです

 値上げが許可されても、運転手に利益配分はありません。これ以上の規制緩和、運賃の値上げは、経営者、運転手双方にとってマイナスであると思います。
 ちなみに、埼玉県北でのタクシー運転手の待遇は、地方独特のものがあり、「完全なる歩合制」です。そのパーセンテージは、会社によって異なりますが、会社によっては、定休日以外に休んだ場合には、逆に、その分を差し引かれることもあるそうです。
 運転手の生活保障というよりは、稼動台数を確保して、一つでも仕事(客)を逃したくないというのが目的です。実際の勤務としては、土曜の午後、日曜日、祭日は、タクシーに動きはありません。病院、会社が休みとなり、家庭には車の運転ができる方がいるからです。

 タクシーは駅前に待機していますが、ほとんどが電話による呼び出し待ちです。午前7時30分より深夜11時まで勤務して、稼動する回数が一日平均して、10回ぐらいです。一日10回の電話呼び出しで、基本料金660円(2キロ)が当たった場合は、推して知るべしです。

 格差社会と戦うー「奪われる日本」(関岡英之著)・・・(りゅうじが考えるー2006年10月10日)を拝読しました。